私たちは3つの時間を生きている。
作家の五木寛之さんが、とあるエッセイで、「ガラクタに包まれて暮らしている」と言っていました。「できるだけモノを捨てないで生きていこうと思っている」とも。 断捨離にかなりの時間とエネルギーを費やしている私にはちょっと気になるエッセイでした。 その理由は、「回想には依代(ヨリシロ)が必要」だからということです。「人は3つの時間を生きている。過去・現在・未来の3つの時間。回想と、思想、空想と言い換え […]
作家の五木寛之さんが、とあるエッセイで、「ガラクタに包まれて暮らしている」と言っていました。「できるだけモノを捨てないで生きていこうと思っている」とも。 断捨離にかなりの時間とエネルギーを費やしている私にはちょっと気になるエッセイでした。 その理由は、「回想には依代(ヨリシロ)が必要」だからということです。「人は3つの時間を生きている。過去・現在・未来の3つの時間。回想と、思想、空想と言い換え […]
(原 文) 天つ風 雲の通ひ路 吹きぢじよ をとめの姿 しばしとどめむ 僧正遍昭 (解 説) 天の風よ、雲の切れ目にある天と地を繋ぐ通り道を閉ざしてください。天女をもう少し見ていたいから。宮中での宴席で美しい舞姫に心奪われています。 僧正はお坊さんの最高位。 (私の体験 1 恋するお坊さん) あー、勘違い。72歳になるまで、ずっと「お坊さんの […]
/ (原 文) 死期はついでを待たず・・・沖の干潟遥なれども、磯より潮の満つるがごとし。 ==徒然草155段==(解 説) 「死期(しご=いつ死ぬか)はついで(順序)を待たず」とは、「人間はいつ死ぬか分からない」ということ。 遠浅の海では、潮が引くと沖の方まで、ずっと干潟が続きます。沖のほうから順番に潮が上がって来るだろうと思って、遊び呆けてい […]
[原 文]世に従わん人は、先づ機嫌を知るべし。・・・(中略)・・・真俗ににつけ、必ず果たし遂げむと思わんことは、機嫌を言ふべからず。・・・(中略)・・・磯より潮の滿がごとし。 ーーー徒然草155段 [解 説] 現代語に置き換えると・・・状況や場面に関わらず、(つまり、仏法の世界で生きていようが、世俗で社会生活を営んでいようが、)何がなんでも成就したいと思うことについては、タイミングを測ることは不要 […]
世に従わん人は、先ず機嫌を知るべし。序悪きことは、人の耳にも逆らい、心にも違いて、そのこと成らずーー徒然草155段の冒頭です。「機嫌」とはタイミングのこと。「序」は「ついで」と読み、順序のことです。 まさに、人間社会の真理を突いた言葉です。何かを願って行動する時、タイミングを窺い、アクションの順序を間違えないようにするーーとても大切なことです。 72歳まで市役所で仕事をしましたが、この言葉に出 […]